2013年2月3日日曜日

フードロス

 昨年 12月6日に食品の廃棄(フードロス)の撲滅政策をフランスは発表した。これは、2025年までにフードロスを半減させるという欧州連合(EU)の目標に沿ったものだ。

 生産段階から最終消費者までの年間フードロスをEU市民一人当たりになおすと190kg。フランスでは150kgで、家庭内に限ると1人20kg。これを全て回収できれば、食品5万トン、ざっと1億食に匹敵する。

 今回発表された政策は、フードロス撲滅を国民に呼びかけるキャンペーン。
 大型小売り店向けには、1個売りを増やす、消費期限切れが近い食品を早めに値下げし、かつ期限前に貧困者への食品支援(フードバンクなど)にまわすこと。
 また、小売店で売れ残った果物をジャムにする事業(フードバンク)、学校や会社の食堂で、フードロスを減らす(地元産の食材使用や啓蒙活動)、ランジスなど生鮮食品市場で廃棄食品の分別やフードバンクへの配送のために雇用創出(国が給与を負担)等だ。(Ovni No.733 15 Dec 2012 掲載)

 日本も同じくらいか、多いと思うので、みんなで考える問題だと思う。。。。。